デジタル時代のコトラー「マーケティング5.0」
マーケティングの大家、フィリップ・コトラーが2020年に発刊したMarketing5.0が話題になっています(日本未発刊)
コトラーと言えば、セグメンテーション・ターゲティング・ポジショニングのSTP理論の提唱や、マッカーシーの提唱した4Pを普及したことで知られています。
コトラーのマーケティング理論の変遷
そのコトラーの最新著作のマーケティング5.0ですが、コトラーのマーケティング理論は、下記のように変遷しています。
マーケティング1.0:プロダクトドリブン(製品中心)
↓
マーケティング2.0:カスタマーオリエンテッド(顧客中心)
↓
マーケティング3.0:ヒューマンセントリック(人間中心)
↓
マーケティング4.0:ムービングtoデジタル(デジタルへの移行)
↓
マーケティング5.0:デジタルワールドにおけるマーケティング
そう、まさにマーケティング5.0は、DX時代のマーケティングの内容なのです。
マーケティング5.0の構成
マーケティング5.0は、下記の要素で構成されているそうです。
データドリブンマーケティング
プレディクティブマーケティング
コンテクスチュアルマーケティング
拡張マーケティング
アジャイルマーケティング
とても興味深いですね。邦訳版が出るのが楽しみです。
内容の解説については、下記のトランス・コスモス社の記事が良くまとまっているので、興味のある方は読んでみてください!
コトラー『マーケティング5.0』まとめ 第1回 なぜいまマーケティング5.0なのか? 共著者が解説
(ちべ)
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