DX実践力を高めるコミュニティ始動
2022年10月6日に、なるほど図解「一冊目に読みたいDXの教科書」を出版いたしました。それにあわせて、読者の方を含めたDX実践者が集まり、実践的なDXスキルを保有するデジタル人材の輩出を通じ日本の競争力向上に寄与する「DX実践コミュニティ」を始動します。いずれ、コミュニティから何かの価値を創出し、参加者が投票権に応じて何かしらのベネフィットを得るDAO(非中央集権型自律組織)への移行を図っています。今回は、このコミュニティの概要についてご紹介します。
コミュニティの目的
実践的なDXリテラシーを保有するデジタル人材の育成を通じ日本の競争力向上に寄与する
本コミュニティは、コミュニティ自体がその活動について方向性を決めていく形をとるものの、初期の時点でコミュニティの目的については固定する必要があるため、当会のファシリテーターである弊社として、上記の通り目的を策定しました。
理念
メンバーの共助(Give and take)を基本精神とし学びの相乗効果を狙う
Give/アウトプットの場を提供することで、メンバーの成長につなげる
運営方針はメンバーが主体となって決定する(議決権に応じて投票で決定)
コミュニティのファシリテーションをDX研が担当する
コミュニティに受け身で参加するだけでは、十分な学びを得られないという観点から、メンバーがお互いにアウトプットし、他のメンバーにアドバイスする共助の精神を基本とし、学びの相乗効果を発揮する環境を提供します。
活動内容
オンラインコミュニティを活動の中心とし、オンラインイベントをファシリテーターが開催。
その他メンバー主催イベントなど、目的・理念に沿えば、制約は設けない。
将来的なDAOへの移行や必要機能を想定して、核となるコミュニケーションツールを検討しましたが、初期の時点では、すでにコミュニティに必要な機能の実装準備をしてしてきましたSlackをコミュニティの中心的なツールといたします。また、遠隔地からの参加時の時のハンディキャップを生じさせないために、イベント活動もすべてオンライン(ZOOM中心)とします。ただし、別途任意でオフラインイベントを開催したり、ファシリテーターである弊社が主催するイベント以外に、メンバーが独自にイベントを開催することも可能とします。
ルール
コミュニティ内の相談や質問、イベント等に含まれる他メンバーの秘密情報については、コミュニティ内の学び以外の目的に開示・転用することを禁止する。
情報発信する側も十分注意すること。本名非開示での活動も可とする。
ルールについてもメンバー間で協議していく予定ですが、本名の開示非開示、および秘密保持については初期にガイドラインを作るべきと考え、ファシリテーターである弊社ににおいて上記の通り策定しました。
参加資格
コミュニティの目的および理念に共感し、共助の精神でコミュニティに参加できる方であればどなたでも参加可能。秘密保持契約を前提とする。
本書の読者向けの「読者コミュニティ」とすることも検討したものの、「一冊目に読みたいDXの教科書」を読まずとも、そのレベルの知識をお持ちの方も多いと考え、書籍を読むことを前提とはしていません。ただし、本書の章立て(以下参照)に沿って質疑応答などのチャンネルを設置し、本書を共通言語とするため、事前に読んでいただくことを推奨いたします。
本書の章立て
1. DXの基本
2. 日本のDXの現状
3. DCを支えるデジタル技術
4. 産業構造の破壊的再編(ディスラプション)
5. DX成功事例から学ぶデジタル戦略
6. デジタル戦略の策定と実行
7. 組織変革のプロセス
8. 未来予測とこれからの仕事
また、DXの実務に取り組む方はどなたでも参加できますので、事業会社のDX担当者やDX推進コンサルタントなdなど、参加できない方という定義は一切ございません。また、DXの実務に取り組む方はどなたでも参加できますので、事業会社のDX担当者やDX推進コンサルタントなど、参加できない方という定義は一切ございません。
学びのマイルストーン
DX実践力を高めるためのマイルストーンとしては、以下の通り考えております。知るというレベルでは、本書および理解度テストを活用いただき、わかるというレベルでは、コミュニティ内で執筆チームに質問をいただきご回答させていただく他、読者を代表した3名の方に著者へのインタビューをしていただきましたので、理解を深めるコンテンツとして、動画(各章30分―40分)をご利用いただけます。また、期間限定でDX実践道場(DX実践のためのオンラインスクール)の一部コンテンツを開放し、コミュニティメンバー全員で鑑賞会を実施するなども検討しております。なお、理解度テストと動画については、本コミュニティに参加されなくとも、読者の方であればご利用可能なコンテンツとなっております。できるというレベルでは、皆様が自身の環境や状況に置き換えて、自分事として考えることが必要であるため、秘密保持を前提としてクローズな本コミュニティの中で、オンラインコミュニティやイベントを通じて他メンバーやファシリテーター側研究員に質問していただき、自身があるいは自身の所属する組織がどうするべきかの方向性を見つけ出すこと。さらに、その結果を元に、周囲のメンバーとさらにディスカッションしていただくことを想定しています。各種オンラインイベントのあり方については、ファシリテーターである弊社により開催いたしますが、イベント内容についてはメンバーの皆様のご意向を最大限にくみ取ったうえで開催させていただきます。
アウトプットするというカテゴリーは自らの課題やち取組みテーマについて整理し、問いをたてて、他メンバーに相談するプロセスを指します。また、他メンバーの課題に対して、自身の経験を整理して紹介するということも、本人の学びを高めるために貢献すると考えています。
オンラインイベントの開催案
コミュニティメンバー内のオンラインイベントについては、月1回オンラインでLIVE開催し、参加できない方のためにアーカイブを残すことを想定しております。初期の時点では、以下の通り企画案を考えております。毎回全コンテンツはできないかと思いますので、いくつかの企画を選定して毎回イベントを開催いたします。本内容については、メンバーの皆様の声を受けて、都度、見直していきます。
事例研究会(特定の事例についての情報を収集し分析する)
戦略研究会(OMO,D2C,C2Mなどのビジネスモデルについて分析する)
テクノロジー研究会(新しいテクノロジーについて分析する)
読書会(特定の書籍について読書の上、様々な論点を拾って議論する)
個別相談会(メンバーの課題をテーマに、意見、アドバイスを出し合う)
本オンラインコミュニティ自体の運営方針についての協議
その他、メンバーの学びとなる様々なテーマ
その他、オンラインコミュニティでは、随時以下のような情報提供を実施し、それを起点としてメンバーのコミュニケーションを活性化してまいります。
DXの実践的な学びにつながるコンテンツのの共有
DXについての最新ニュースのフィード
DXあるあるイラストなどテーマごとの掲示板
各種お悩み相談
各メンバーの自己紹介
今現在の加入状況
DX実践者でかつ経営学修士を取得したメンバーなどが参加しております。これから読者の皆様が増加し、切磋琢磨をすることを想定しております。
DAOへの移行とは何をするのか?
DAOにはいくつかの類型があり、コミュニティ全体で利益を獲得し、それをガバナンストークンに応じて配布することがDAOというイメージも強いかと思います。ただ実際は今回のコミュニティのように、弊社のような企業が運営を担当し、完全に自律した自律したDAOででないものを作るニーズも多いのではないかと思います。
本コミュニティでは、このようなDAOのあり方についても、メンバー間で協議し、試行し、最適な組織の組織の形を探究して参ります。
費用
月次費用は500円(税別)、クレジットカード支払いとなります。
書籍概要
書名:なるほど図解 1冊目に読みたいDXの教科書
出版:SBクリエイティブ
発行:2022年10月6日(書店に並ぶのには少しタイムラグがあると聞いています)
形式:単行本(A5版)、電子出版(Kindleなど)
頁数:224ページ
詳細: なるほど図解「一冊目に読みたいDXの教科書」特設ページ
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お申込み方法
以下のサイトの最下段よりお申込みいただけます。
出版に関して
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DX実践者のクローズなコミュニティで情報を蓄積することにより、メンバーの実践力を高める試みです。
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