カブトムシのトランスフォーメーション(変態)

カブトムシは幼虫の間は土の中を這い回り、土を食べて生きていますが、成虫になると樹上で暮らし、樹液を舐めて生活します。また、メスを争ったり樹液を独占するために大きなツノを持って戦うという新しい環境に即した体に生まれ変わります。
この生まれ変わる過渡期には、サナギになって、何も飲み食いせず新しい体に進化するための準備をします。これを完全変態(トランスフォーメーション)と言います。完全変態の過程で驚くべきことは、サナギの間は全く原型を留めずドロドロの状態に一度なるそうです。しかし、サナギにはツノや手足のの形があります。自分がどうなりたいかの、tobe が見えているかのようです。
私たちの目指すデジタルトランスフォーメーションも、一度過去の栄光を全て捨て去ってゼロからtobeを再設計し、新しい環境に備えることが重要であると教えてくれているように思えてなりません

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変革に弱い日本人のDNA

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