『こちらDX研なう。』第1回~急増中のDX研修とその実現までの道のりについて~

「こちらDX研なう。」とは?

 DX研の武居と申します。皆さん、こんにちは。今月から「こちらDX研なう。」と題しまして月2回ペースで情報発信をさせていただきます。月日の流れは早く、弊社代表荒瀬が起業して早や6年。書籍出版からも2年が経ち、おかげさまで多くの企業様からDXに関するご相談をいただいております。案件のご相談が増えることは大変ありがたいことではありますが、まだまだ現場の方などDXについて自分事として捉えられていないとのお声を多く頂戴しております。これも弊社の努力不足と反省する次第です。

 私はワークショップデザイナーでもあるので、研修のオーダー時からご相談に乗らせてもらうことが多くございます。そこで、一見すると取っつきにくく感じられやすいDX研修について、皆さまがよりDXや社内改革を身近に感じやすくなればと思い、弊社DX研やDX研修の今を伝えさせていただきます。拙筆ではございますがお付き合いいただけますと幸いです。

DX研修のご依頼と実施までの打ち合わせの期間は?

 弊社にはおかげさまでご講演、研修など多くのご依頼をいただいております。自治体から民間企業まで幅広くご依頼をいただくのですが、DXは大きな経営判断になることも多く、社内アンケートの実施やメンバー選抜、参加する候補者の業務負荷軽減や事前学習などの調整で準備に時間がかかるケースが多いです。研修については、半年あるいは1年以上をかけて準備をしていくケースもあります。主担当部署は経営企画室、あるいはDX推進室や人事部など様々なのですが、社内だけでも多くの方々を巻き込んでいきます。研修当日を無事に迎えられるだけで感慨深くなる案件も少なくありません(もちろん、研修の中身やその後が大切なのですが、、、)。

実際の研修風景は?

研修風景①:付箋とホワイトボードで発散と収束を進めていきます

 弊社の研修はオーダーメイド、かつフルカスタマイズで担当部署や参加される方々との伴走型になります。内容は本当に様々ですが、DXの必要知識の伝達や用語の統一に止まらず、実際にチームでグループワークなどを繰り返しながら本業に繋がるテーマを扱うことが多いです(このチームの組み方が研修のキモであったりします)。最終日には各部署のTOPに提言するなど実践的な内容が増えて来ており、この辺りにも時代の変化や手ごたえを感じております。DXの難所は業界だけでなく、部署やその企業様の理念や方針によっても変わることが多く、研修後のメンタリングなどのフォローアップもさせていただいております。

研修風景②:各チームでのディスカッション内容を全体共有。講師である荒瀬のコメントだけでなく、質問も飛び交います

 ということで、今月も各地で研修実施にいそしんでおります。国の方針や経営戦略、中期経営計画など大きな指針はあるものの、実際の現場でDXを推進していくのは研修に参加される現場の方々になります。この現場の最前線の方々に出会える研修現場が私は大好きです。多くの現場で皆さまと一緒に悩み、解決策を模索しながら変革を進め豊かな日本を後世に受け継いで行けますと幸いです。

【さいごに】

 ご存知の方も多いと思いますが、弊社代表の荒瀬は学生時代に47都道府県を制覇したという旅好き。今でいう「乗り鉄」です。歩く速度も早く、ガーミンを着けて歩数測るので歩きたがります。先日はあるメーカーさんの研修で舎人ライナーに乗車!駅構内もずんずん進むので、どこに行くのかと思っていたら最前席の展望席をゲットしていました!私は高所恐怖症なので、少し怖かったのはここだけの話です。皆さま、最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございました。今後も、現場の声に耳を傾けながら、事業のあるべき姿の追求や変革をともに追求して行けますと幸いです。引き続き、何卒、よろしくお願いいたします。

最前席の荒瀬

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