自然界に学ぶトランスフォーメーション ~オタマジャクシの場合

オタマジャクシの環境と「歯」という武器

水中に暮らすオタマジャクシは雑食性で、植物などをかじるための歯があります。しかし、カエルに変態するときにおちょぼ口が裂けて大きな口が形成され、それまで重要な武器だった歯は抜け落ちます。

カエルへの変態と「捨てる」勇気

カエルになると、陸上で素早く動く昆虫を捕食します。昆虫を上回る俊敏性と、昆虫を巻きつけて捕らえる舌が重要な武器となります。食事は丸呑み方式のため、水中で重宝した歯はもはや必要ではありません。

環境が変われば新しい武器が必要になり、その武器を手に入れるためには、これまで最大の武器だったものを捨てなければならないのです。

荒瀬光宏

株式会社デジタルトランスフォーメーション研究所
代表取締役/DXエバンジェリスト
DX推進・企業変革の専門家。豊富な現場経験と実践知をもとにコンサルティング、企業研修、講演活動を行う。
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