DX推進の第一歩は、基礎を正しく理解することです。 本ガイドは、定義の歴史から経済産業省ガイドライン、デジタルガバナンス・コード、そして「デジタルとは」まで、当研究所の人気6記事をまとめ、短時間で要点を俯瞰できるよう構成しました。関心に応じて各記事で深掘りしてください。
学び方のおすすめは、「デジタルとは」で基礎を押さえたうえで、「DXとは?」の意味と本質→「DXの定義」→経産省の定義の実務解説→DX推進ガイドライン1.0→デジタルガバナンス・コード2.0の順です。 全体像→制度→実務へと段階的に理解が定着します。
目次
デジタルとは?意味をわかりやすく|アナログとの違い・身近な例・メリット・企業での活用
DXの前提は「デジタル化されていること」。本記事では、デジタルとは何かをやさしく定義。アナログとの違いと身近な例を押さえ、デジタル化の種類・IT化との違い、データ活用の国際原則FAIR(4原則)とメリットまで解説します。 → デジタルとは何か?意味をわかりやすく|アナログとの違い・身近な例・メリット・企業での活用
デジタルトランスフォーメーションとは? ― 意味と本質を再確認
「DX=IT導入」では終わらない。本記事では「トランスフォーメーション=変革」に焦点を当て、顧客価値・ビジネスモデル変革の視点でDXを再定義。誤解されがちなDXの範囲をクリアにします。 → デジタルトランスフォーメーションとは?―DXの意味とその本質
DXの定義を歴史でたどる──ストルターマン提唱から最新改訂まで
DX概念は2004年のエリック・ストルターマン教授による提唱に始まり、幾度もアップデートされてきました。この記事では原典レビューとともに、2025年版の最新定義までを体系的に整理。DXの「根っこ」を理解したい方の入門に最適です。 → DXの定義とは?―ストルターマンの提唱から最新改訂まで徹底解説【2025年最新版】
経産省 DX推進ガイドライン Ver.1.0 を読み解く
DXを制度面から推進するうえで外せないのが経済産業省のDX推進ガイドライン。本記事はPDF原典を引用しながら構成・キーメッセージを解説し、企業実務で押さえるべきチェックポイントを整理しています。 → 経済産業省 DX推進ガイドライン Ver.1.0 の構成と定義(原典PDFあり)
経産省のDX定義を実務担当者目線で徹底解説
DX推進ガイドラインの「定義」セクションを現場に落とし込むにはどうすればいいか? この記事ではIT部門・事業部門それぞれの課題とアクションを事例付きで紹介し、実務運用レベルに翻訳しています。 → 経済産業省のDX定義を実務担当者目線で徹底解説|現場で使えるポイントを解説
デジタルガバナンス・コード2.0の要点──経営と開示の視点でおさえる
DX経営を社会・投資家とつなぐ枠組みがデジタルガバナンス・コードです。本記事では2.0の構成と重要ポイントを概観し、実務での活用視点(経営・情報開示・指標)を整理します。3.0の主な差分にも触れ、最新動向の把握に役立ちます。 → デジタルガバナンス・コード2.0とは?――本文構造に沿った要点整理と図解[3.0差分の補足付き]
まとめ
本ガイドの6記事を通読すれば、 概念の本質 → 学術的原点 → 政策ガイドライン → 実務の現場 → 統治(コード) → デジタルの基礎 という流れで、DXの前提と全体像を短時間で俯瞰できます。自社の立場で不足している視点を洗い出し、次のアクション(戦略・投資・開示・組織)へつなげてください。

株式会社デジタルトランスフォーメーション研究所
代表取締役/DXエバンジェリスト
DX推進・企業変革の専門家。豊富な現場経験と実践知をもとにコンサルティング、企業研修、講演活動を行う。
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